最近の月刊文藝春秋(社内でも”本誌”と呼ばれ別格に扱われています)の瞠目の記事といえばまず、99年12月号に掲載された
第一勧銀巨額不良債権を暴く
があげられるでしょう。
数字、図表を駆使した見事で客観的、科学的なレポート。
発表当時の田中角栄首相を退陣に追い込んだ往年の同誌の名ルポ・立花隆氏の『田中角栄研究』を彷彿させる衝撃作でした。
筆者は「一勧も拓銀の後を追うということだなあ」と、慄然とすると同時に、文藝春秋の底力を思い知らされました。
ところが。(多用してすみません)
この記者、佐藤章氏、第一勧銀に取材をかけた時の取材依頼書には
「朝日新聞社 佐藤章 ○○○○−○○○○(電話番号はアエラ編集部)」
と記してあったのです。

一勧の広報チームリーダー、関根正裕氏は
「朝日の取材」として10月22日に対応をされたそうです。
すると。
突然、11月10日発売の左の文藝春秋にトップ記事として、しかも表紙にまでつっこまれながら出版されてしまったのです。
関根・一勧チームリーダーによると、
「ここに出ている数字は2カ所を除いてほとんど間違いです。それも含めて60カ所以上誤りです」
とのことです。
以上、暮れも押し迫る12月30日17:00、一勧広報室・関根氏との電話での直接取材を終えたところで、この稿まとめました。

この三者戦争の続きは1月に入ってから。
次号機は、数字は全然出てこないアドバタイジング分野の話です。
登場人物(法人)はダーウィン、電通とか。
ただ「10月22日」だけは今号機と関係があります。
では、31日3〜4時にお届けします。

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